入会前のフライトマイル、諦めていませんか?
通常、ANAのフライトマイルを貯めるには、購入や予約時にマイレージクラブ会員の番号を提示して貯める必要があります。
航空券やマイルが貯まるツアーの予約時にマイレージクラブ番号を入力するよう促す案内がでますが、うっかり入力忘れをしてしまったり、自分以外(例えば奥さんや子供達)のマイレージ登録は後回しにしてそのまま、なんて事も結構あります。
仕事で急遽航空券を手配した時などもマイレージ番号の登録を後回しにしてしまいがち、仕事が落ち着いたらと思っている間に忘れてしまっていたなんていう事も多いです。
また、マイレージクラブ入会前に搭乗した分のマイルも入会申請をすれば事後登録の対象となりますので、ANAの飛行機に乗った後、マイルを貯めてみようかなと思った方はマイレージクラブ入会前の分だからと諦めないでください。
マイレージの事後登録期限はいつまでか
ANAのマイレージを事後登録できるとはいえ、何年も遡って登録できるわけではなく期限があります。
国内線と国際線では少しだけ期限が異なりますので注意してください。
<国内線のマイレージ事後登録期限>
搭乗後翌日午後以降から6カ月以内
<国際線のマイレージ事後登録期限>
搭乗の3日後から6カ月以内
ここで重要なのは国内線と国際線、どちらも搭乗後6カ月以内という期限がある事です。
これを過ぎると一切マイルの事後登録は出来なくなりますので注意が必要です。
たとえば、2016年の2月10日に搭乗した分のマイレージは2016年の8月10日までは登録できますが、8月11日以降は登録が出来なくなってしまいます。
逆に、2916年7月23日(この記事の公開日)に搭乗した分は2017年の1月23日まではマイレージの事後登録が可能、2017年1月24日になってしまうと登録不可になります。
この夏休みを利用して搭乗された分は年明けて少し経つ頃までには登録しないと無効になってしまいますので、お忘れないように!
マイレージの事後登録方法
ANAマイレージの事後登録方法は全部で3つあります。
最も簡単な方法はANAのwebサイトを利用した方法になりますが、ネットが使えない環境のタイミング等もありますので、3つ全ての方法をご紹介します。
ANAのwebサイトでマイレージの事後登録をする
この方法が最も簡単です。
国内線・国際線どちらも登録する事が出来ます。
webサイトはマイレージクラブ専用サイト(PC・スマートフォン・フィーチャーフォン用)となり、ログインが必要です。
ログイン後、会員専用機能の「マイレージ事後登録」より搭乗便を登録します。
<国内線のマイレージ事後登録 入力内容>
搭乗年月日
便名
区間
座席番号
入力内容の情報は全て搭乗券に記載されています。
搭乗券を捨てずに取っておく事が一番良いですが、今は印刷しないでスマートフォンのwalletアプリ等を利用される方も多いと思います。
walletアプリを利用されているかたは、搭乗後も消さずに残しておく癖を付けておくと良いです。
<国際線のマイレージ事後登録 入力内容>
搭乗年月日
便名
区間
座席番号(任意)
予約クラス
航空券番号
国内線と比較すると少し内容が増えていますが、国内線同様に入力内容の情報は搭乗券に記載されています。
国際線の申請は1度に4つの便まで登録が出来ます。
これは乗り継ぎ等が多い国際線の事情を考慮してこのようなシステム設計になっているのだと思います。
ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話して事後登録を依頼する
webサイトの利用に比べると若干手間のかかる方法にはなりますが、電話で事後登録を申請する事も可能です。
以下の番号に電話をかけ、音声案内に従って[3]「マイレージお問い合わせ」を選択し、オペレーターの方に内容をお伝えします。
ANAマイレージクラブ・サービスセンター 電話番号
0570-029-767(全国一律料金)
03-6741-6683(有料/海外から)
コミュニケーター 受付時間
月~金 9:00~19:00
土・ 日・祝・年始休9:00~17:00
電話のような少し手間のかかる方法の一番のメリットは、人と直接やり取りが出来る点です。
不明な点がある場合や、webからうまく申請が出来なかった場合等、困っている事がある場合に適した方法です。
また、搭乗券を無くしてしまって、便名が分からない時も、webでは対応してくれませんがオペレーターであれば対応できる可能性もあります。
ANAマイレージクラブ・サービスセンター「事後登録」係宛に郵送で事後登録を依頼する
電話が出来ない方などは必要書類を郵送して申請する方法もあります。
webや電話での申請が難しい方は以下の書類を用意しましょう。
<国内線の事後登録に必要な郵送書類>
- 「搭乗券」または「ご搭乗案内」(原券)
- ANAマイレージクラブお客様番号と氏名を明記したメモ
<国際線の事後登録に必要な郵送書類>
- eチケット控えまたは航空券のお客様控え(コピー可)
- 搭乗券(原券)
- ANAマイレージクラブお客様番号と氏名を明記したメモ
上記書類が用意できたら、以下の宛先に送付してください。
<送付先>
〒144-8526
蒲田郵便局区内 ANAマイレージクラブ・サービスセンター「事後登録」係
必要書類の送料は申請者が負担することになります。
また、注意しなければならないので送付方法が郵便に限定されており、メール便等の利用が認められていない点です。
マイレージクラブ入会前のフライトマイルも申請できる
ここまで記載してきた方法と同じ方法でマイレージクラブ入会前のフライトマイルも申請が可能です。
ただし、注意しなければならないのは、申請前にマイレージクラブに入会する事です。
当たり前と言えば当たり前なのですが、例えば郵送で申請する場合等、申請=入会申込と捉えてしまっている方も多くいるようです。
マイレージクラブの入会とフライトマイルの事後申請はそれぞれ別に手続きが必要となります。
提携航空会社のマイルも事後登録可能
ANAはスターアライアンスに加盟していますので、スターアライアンス加盟の提携航空会社利用時のマイルもANAのマイルとして事後登録が可能です。
もちろん、スターアライアンス加盟の別の航空会社にマイルを貯めている方はそちらを選択する事も可能ですが、その際は各航空会社のwebサイト等で事後登録が可能か、登録方法を良く確認の上、手続きを行ってください。
まとめ
- ANAマイルは搭乗後にも事後登録する事が出来る
- 事後登録可能な期間は搭乗後6カ月以内
- 申請方法は、ANAのwebサイト、電話、郵送の3種類
- webでの申請が最も簡単
- マイレージクラブ入会前のフライトマイルも、入会後に事後登録が可能
- マイレージクラブの入会申請とマイルの事後登録申請はそれぞれ手続きする
- 提携航空会社のフライトでもANAマイルに事後登録が可能
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